2026.09.23
台風25号を受けて――善福寺川の水害対策をさらに前へ

(写真は善福寺川松見橋付近 上と左下が9/21夜、右下は9/22 水が引いた後)
台風25号により、各地で大雨や河川の氾濫、浸水などの被害が発生しました。お亡くなりになった方々に、心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と、皆さまの安全・安心を心から願っています。
今回の台風では、杉並区を流れる善福寺川にも、レベル4の「氾濫危険警報」が発表されました。
私も川の様子を確認しましたが、普段とは大きく異なる水量と流れに、改めて水害の恐ろしさを感じました。
幸い、今回、善福寺川が氾濫する事態には至りませんでした。まずは大きな被害につながらなかったことに、安堵しています。
その背景には、これまで進められてきた河川の改修や調節池の整備、雨水を一時的にためる取り組みなど、さまざまな水害対策が一定の役割を果たしているものと思います。
しかし、今回の経験を通じて、対策が進んできたからといって、決して安心しきることはできないと感じました。
杉並区では、時間雨量100ミリに達するような猛烈な雨が降った場合、善福寺川があふれる可能性が大きいと指摘されています。近年は、これまでの想定を超えるような集中豪雨が各地で発生しており、さらなる備えが必要です。
大切なのは、災害が起きてから対応するのではなく、平時からできる対策を一つひとつ積み重ねていくことです。
河川の整備や調節池の活用、雨水対策に加え、地域の皆さまへの情報発信や避難体制の充実など、取り組むべき課題は多くあります。
今回、氾濫を免れたことを「よかった」で終わらせるのではなく、今回の状況を検証し、今後の水害対策につなげていかなければなりません。
区民の皆さまの命と暮らしを守るために、これからも現場の声を大切にしながら、区とともに、さらなる防災・減災対策を進めてまいります。